2009年7月16日木曜日

第6回レジ感2009.8.1にメルパルク京都で開催!


 この度、 第6回レジデントのための感染症症例検討カンファランス を開催します。今回は救急診療でよく遭遇する市中感染症を2例をとりあげまし た。症例呈示を元に、鑑別診断・検査の進め方・初期治療方針などの診療ステップを、参加の皆さんと活発にディスカッションしながら解説していきます。感染症診療のスキルアップを目指す先生方のご を目指す先生方のご参加を心よりお待ちしております。

症例11:腹水をともなった発熱を来した慢性C型肝炎の58歳男性
症例12:腰椎椎間板ヘルニアで整形外科に入院となった59歳女性

感染症に限らず臨床診断学の肝は”イマジネーションを具体化する”というステップだと思います。今回の2症例、タイトルにあるキーワードからどのような状況を推察していけばいいでしょう。C型肝炎患者で腹水がみられることはよくあることですが、この腹水がC型肝炎だから出現したのか、腹水が出現する疾患がたまたまC型肝炎の患者に合併したのか、どちらもありえます。片方だけ深く考えてももう片方をイメージできなければ診断を誤る危険性があるのですよね。