2010年9月2日木曜日

第9回レジ感(2010.8.21)にご参加の皆さん、ありがとうございました。

出だしの集まりがいまひとつで大いに心配しましたが、結局30名をこえる方々に出席いただきました。

サプライズゲストも来られて参加の皆さんにはオトクだったのでは、と思います。

うちからは症例18を出しました。結果的にはめずらしい症例ではあったのですが、基本に忠実に診療をすすめていればもっと早くに、、、という反省の残る教訓的な症例でもありました。学会などの症例報告では「・・・の場合には・・・も念頭に置く必要がある」と結ばれることが多いですが、このような結語は正直つまらないと思います。「念頭におく」ということが具体的にどのように診療を修正することを指しているのかにまったく踏み込んでいないからです。どこが分岐点だったのか、その時どうすればよかったのか、それは次に同じような経過・所見をもつ症例(診断が同じとは限らない)に遭遇したときにも通用するのか、といったところまで考察すべきだろうと思います。そういう意味で、"To heal, use steel." というフレーズを紹介して締めたのでした。

次回はついに第10回(2010.11.20、おなじメルパルク京都)です。多数の御参加、お待ちしています。

2010年7月21日水曜日

第9回レジ感を2010.8.21に開催します!


予定通り、メルパルク京都(6階会議室D)で行います。
暑い夏の夜ですが、しっかり学んだ後はきりっと冷えたビールが最高にうまいことでしょう。


メンバー一同、多数の参加をお待ちしています!

2010年6月2日水曜日

第8回レジ感(2010.5.29)に参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

参加者35名と盛況でした。ありがとうございました。
感染症診療現場のダイナミズムみたいなものが感じられる2症例でした。なったばかりの研修医もたくさん参加してもらったとおもいます。各症例についてはナビゲータの先生にコメントしていただこうと思います。

第9回は2010.8.21(土)、第10回は2010.11.20(土)に開催予定です。またお会いできるとうれしいですね。

2010年4月12日月曜日

第8回レジ感を2010.5.29に開催します!


3年目に入りますので心新たにということで、今回から案内の背景を新しくしました。

今回も各々入院、救外でしばしば頭を悩ませられるような症例です。

皆さんとの活発なディスカッションで有意義な楽しい会にしたいと思います。新研修医にもわかりやすいように解説していきます。お誘い合わせの上、奮って御参加ください。

2010年2月17日水曜日

第7回までの症例一覧を作ってみました。

こんな感じのをやってますということで。
タイトル見て思い出してみるだけでも鑑別診断をあれこれ考える結構いい復習トレーニングになります。

2010年2月16日火曜日

第8回レジ感(2010.5.29)の会場がメルパルク京都に決まりました.

第8回レジデントのための感染症症例検討カンファランスは、第6, 7回と同じメルパルク京都で行うことに決まりました。


日時:平成22年5月29日 (土) 18:15〜20:45 (予定)
場所:メルパルク京都 4階 研修室4+5
http://www.mielparque.jp/kyt/kyt01.html


また正式な案内は改めてこの場とIDATEN-MLに告知します。


同僚、後輩お誘い合わせの上、ぜひお越し下さい。

2010年2月9日火曜日

第7回レジ感(2010.2.6)出席の皆さん、ありがとうございました。


今回の2症例の感想。
症例13:右季肋部痛で来院した38歳女性(洛和会音羽病院)
鑑別診断はある程度固まりやすいが、その確定診断をどう下すか、そして問診の時の留意点などがカギになる症例。問診において知りたいリストを埋めることより次につなぐことの大切さ、なるほどと思いました。
 
症例14:同種骨髄移植7年後に急性の皮疹・肝機能障害 を呈した56歳男性(京都大学病院)
免疫抑制があるのか、あるとしてどの程度の患者なのか、それによって極めて広くなる鑑別診断を考えながら、重症例をあいまいではあるものの包括的に把握した上で検査と初期治療を進めていくというダイナミズムみたいなものを感じてもらえれば、という症例。手前味噌ですが、感染症医をやっていると、一つの診断がピンとくることより、こんなケースで大筋を外さずに診療できたことにエキサイトすることが多いです。

次回は、2010年5月29日(土)に京都駅近辺の会場で開催予定です。皆さん、ふるってご参加下さい。