参加者35名と盛況でした。ありがとうございました。
感染症診療現場のダイナミズムみたいなものが感じられる2症例でした。なったばかりの研修医もたくさん参加してもらったとおもいます。各症例についてはナビゲータの先生にコメントしていただこうと思います。
第9回は2010.8.21(土)、第10回は2010.11.20(土)に開催予定です。またお会いできるとうれしいですね。
救急診療・院内・外来でよく遭遇する感染症をとりあげ、症例呈示を元に、鑑別診断・検査の進め方・初期治療方針などの診療ステップを、参加の皆さんと活発にディスカッションしながらナビゲータが解説を加えていく、問題解決型、実地臨床スキルアップのための会です。このサイトは、本カンファランスをより深く知ってもらうために、開催の告知、内容の紹介など行いつつ、メンバー(ナビゲータ達)が所感を書き連ねる場にしたいと思います。
OPSIのケースは、それだとわかっていても既に手の施しようがないことが多いです。この症例もそうでした。
返信削除感染症診療は診断と治療が華々しいですが、地味な予防や患者教育こそが重要なケースも多いです。
執刀した外科医による肺炎球菌ワクチン接種と患者教育、発熱時の初診医による早期の治療的介入と後方病院への紹介があれば救命できたかもしれません。研修医の先生は、今後どの道に進んでも、脾臓摘出患者に適切に対応してくださいね。