テーブルディスカッション形式は2回目ですが、はたから見ていて各テーブル結構盛り上がっていて、とても嬉しく思いました。
症例23:発熱と全身の痛みを訴えインフルエンザ治療を受けた80歳代女性
カゼが"もと"とされる万病のひとつの症例。
ある意味典型、でもたくさんの疑問点と教訓のある症例でした。腰痛を高齢者にはよくある症状とかたづけるなかれ。前医で抗菌薬が入っていても血培省略するなかれ。私もPSRAについてちょっと勉強しなおさなければと思いました。
症例24: GISTでグリベック+プレドニン内服治療中に意識障害で救急搬送された60代女性
中枢神経系感染症はmedical emergencyなのでコンプロマイズドホストであるなしに関わらず鑑別診断はさらっと挙げられるようになっていなければ、という症例。
しかし、"診断はこれか!"と挙がるだけではなく、そのような鑑別診断を知っていて、だからこそ診断をはっきりさせることがどれだけ重要かを知っている、だからこういう診療方針をとっていれば早く診断にたどり着けるのだ、ということを示してくれた意味で模範的な例かなと思いました。
光景の写真を初公開。こういうの載せるといかにもブログっぽいですね。
次回は2011.8.20(メルパルク京都)です。またお会いしましょう。
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